こんにちは。
前回は、介護職を辞めたいと思ったときの対処法についてお伝えしました。
「よく考えて転職したいと思ったけど、何から始めればいいのかわからない」と悩んでいる方も多いと思います。
勢いで辞めてしまうと、次の職場選びで失敗してしまうこともあります。
この記事では、現場経験をもとに、介護職の転職を失敗しないための進め方をステップ形式で解説します。
在職中でも無理なく進められる方法を紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
転職は「順番」が大事
👉 いきなり辞めるのはNG
感情だけで辞めると、後から「前の職場の方が良かった」「お給料が減った」「通勤時間が増えた」など、後悔ばかりが残ってしまいます。
まずは、これから自分がどうしたいのか、どんなことが得意なのか、お給料や通勤時間はどの程度許容できるのかを考えましょう。
「辞める前に動く。それだけで転職の成功率は大きく変わります」
STEP① 辞めたい理由を整理する
👉 こちらの記事で詳しく紹介しています。
介護の仕事がつらいと感じたときの対処法は、次の5つにまとめられます。
まず、なぜ辞めたいのか理由をはっきりさせること。体の負担や給料、人間関係など、自分の悩みを整理するだけでも気持ちが軽くなります。
次に、一人で抱え込まず誰かに相談すること。身近な人でも構いません。話すことで新しい視点や気づきが得られます。
それでも改善しない場合は、働き方を見直すこと。同じ職場にこだわらず、異動や配置転換など、環境を変えるだけで楽になることもあります。
また、介護職の中でも働き方はさまざまなので、自分に合う職種へ変更するのも一つの手です。
それでもつらい場合は、無理せず転職を検討すること。自分の心身を最優先にし、まずは情報収集から始めることが大切です。
STEP② 情報収集をする
👉 ハッキリ言って「転職は“情報戦”です」
やみくもに転職先を選ぶのは、ギャンブルをするのと同じです。
ではどうすればよいのか。おすすめの3つの方法をお伝えします。
鉄板、ハローワーク
ハローワークとは、日本の公共職業安定所の通称で、仕事を探している人や人材を募集している企業を支援する国の機関です。厚生労働省が管轄しています。
私も活用したことがありますが、基本的に対面なので、困っている現状を親身に聞いてくれますし、その地域の情報を得ることができます。
主な役割は以下の通りです。
・求人紹介:無料で仕事を紹介してくれる
・職業相談:就職・転職の相談に乗ってくれる
・雇用保険の手続き:失業手当(失業保険)の申請・受給手続き
・職業訓練の案内:スキルアップのための講座を紹介
・企業への支援:求人募集や助成金の案内など
簡単に言うと、「仕事を探す人」と「人を雇いたい会社」をつなぐ公的サービスです。
初めて利用する人でも無料で使えるので、就職・転職活動のスタート地点としてよく利用されています。
転職サイト
転職サイトとは、仕事を探している人と企業をつなぐオンラインサービスのことです。インターネット上で求人情報を検索・応募できるのが特徴です。
介護系転職サイトは、介護職に特化した求人・転職支援サービスで、介護施設(特別養護老人ホーム、訪問介護、デイサービスなど)と求職者をつなぐ役割があります。
対面が苦手な方や、自宅で情報だけ欲しいという方におすすめです。
介護系転職サイトでは、次のようなサポートが受けられます。
・介護職の求人検索(勤務地・給与・雇用形態などで絞り込み可能)
・正社員・パート・派遣など多様な働き方の紹介
・無資格・未経験OK求人の紹介
・キャリアアドバイザーによる転職相談
・履歴書作成や面接対策のサポート
・非公開求人の紹介
・施設ごとの雰囲気や離職率などの情報提供
知人の紹介
これも地味に強い方法です。
ハローワークや転職サイトでは得られない「現場のリアルな声」や人間関係を知ることができます。
ただし、あくまで個人の主観も含まれるため、その職場が自分に合うかどうかは客観的に判断することが大切です。
ポイント:
いきなり応募しなくてOK。「まずは見るだけ」で大丈夫です。
STEP③ 気になる職場を比較する
👉 超重要!ブラック企業を見極める
転職を給料だけで決めるのはおすすめできません。
一時的に給料が良くても、昇給・福利厚生・賞与の回数なども含めて総合的に判断することが大切です。できれば職場の将来性も見ておきたいところです。
確認すべきポイントはこちらです。
・離職率
・人間関係
・勤務体制
・月の夜勤回数
・希望休や有給の取りやすさ
・スタッフの雰囲気
・残業の有無(サービス残業がないか)
最低限、これらはチェックしておきましょう。
STEP④ 在職中に応募・面接を進める
👉 「バレない?」→基本バレません
在職中に転職活動をするのは一般的なので、心配しすぎる必要はありません。
仕事とスケジュールを調整し、休みの日に面接を入れていきましょう。
無理に一気に進める必要はありません。
また、面接で聞きたいことを事前にリスト化しておくと、「あれを聞けばよかった」と後悔することが減ります。
介護業界は人手不足のため、面接時に「いつから働けますか」と聞かれることが多いです。
事前に情報収集ができていれば、自分の希望と照らし合わせて、できるだけ具体的に答えられるようになります。
STEP⑤ 内定後に退職の準備をする
👉 辞め方も大事
これまで働いてきた職場を離れるのは、精神的にも負担が大きいものです。
少しでも落ち着いた状態で次のステップに進めるよう、しっかり準備していきましょう。
退職の意思は、1〜2ヶ月前には伝えましょう。早めに伝えることで、職場への影響も抑えられ、自分自身も余裕を持って引き継ぎができます。
上司や同僚から引き止められることもありますが、意思が固い場合は無理にすべてを伝える必要はありません。
例えば、
「お気持ちは大変ありがたいのですが、転職の意思は変わりません。引き継ぎなど、最後まで責任を持って対応いたします」
といった形で十分です。
また、有給休暇の消化についても必ず相談しましょう。
例:
「〇月〇日を最終出社日、〇月〇日を退職日とし、残っている有給休暇〇日分を退職日までに取得させていただきたいと考えております」
とはいえ、介護業界は人手不足のため、一度に消化させてもらえない場合も多いのが現実です。
そのため、早めに退職の意思を伝え、少しずつ消化するなどの工夫も大切です。
転職で失敗しないためのポイント
👉 まとめ
ここまで、介護職の転職について具体的なステップをご紹介しました。
介護職の転職は、順番を守って進めることで失敗を防ぐことができます。
大切なのは、いきなり辞めるのではなく、在職中に少しずつ準備を進めることです。
今の環境がつらいと感じているなら、無理を続ける必要はありません。
まずは情報収集からでも大丈夫です。
できることから、一歩ずつ動いていきましょう。
次回は「介護職を続けるメリット」についても解説していきます。
今日もお疲れさまでした。ボチボチいきましょう(^▽^)/


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